2020/05/02 18:58


今日はこちらにお邪魔させて頂き、ラッキーな事に創業者さんの曽孫さんにあたり、製造部長さんであります柴内さんにお話を伺う事ができました(^O^)
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※注意(画像は許可を頂きましたが、可動日ではなかった為、不鮮明を御許し下さい)



僕自身こちらの麺を使った経験から書きますと、本当にこちらの麺には味があります。



なんだろうなぁ~


ニュアンスで言うと


「ここの麺じゃなきゃ出ない味」


みたいな物があると思います


乾麺と言うとインスタント麺の様なイメージがある方もいらっしゃるとは思いますが、こちらの中華麺はプロ仕様だと思います


正直、家庭で作るなら通常のインスタント麺の方が簡単に作れると思いますしね


なんでも、創業者の方は


『麺を揚げるなんて邪道だ!』


『麺は低温で長時間かけて乾燥させる事により旨味が増す!』


と、おっしゃられていたそうです


茹で戻しを早くするにも、製造工程での乾燥時間の短縮にも、揚げると言う工程は消費者にとっても製造側にとっても、良いとされる製造工程だったのでしょうけど、都一さんではかたくなに拒んだ訳ですねー

なんでも本当の初期は天日で干していたそうです


しかし、増える需要に追い付く為に作られたのがこちらの乾燥室

(画像参照)↓



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画像は全く分からないとは思いますが、乾燥段階に運ばれてきた麺はこちらの上部から入り、網の様なコンベアに乗ってこの乾燥室をクネクネと下に下がり1時間半かけて乾燥するそうです



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↑こちらはミキサーで工場の中二階に設置されています





本当に僕はこの光景を見学させて頂き幸せでした(*^_^*)


このミキサー、ミキサー上部に繋がっているパイプから粉が降って来て(笑)、それに合わせて中断にあるシャワー式パイプの様な物が開店しながら、灌水と塩を混ぜた水が注水されて下の攪拌機で混ぜ合わされ、更にこのミキサーから一階に運ばれて行く間も攪拌されながら降りて行くのだそうで、決められた粉の分量や量った加水割合でミキシングしていく様なシステムではない訳ですから、攪拌中に手に取って硬さを確認し、その日の気温や湿度に合わせて手作業で調整するのだそうです!


スゲー発明をしたものですわ本当(*‘‐^)-☆
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中二階から降りて来た粉をバラがけをして麺帯にしたものを↑こちらで圧延を行っていくのだそうです


ここら辺りの仕組みは現在の最新工場でもきっと変らないでしょうね!それが半世紀以上前から存在してるんですから驚きですv(`∀´v)
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で、こちらで↑切り刃を通って麺線になった状態の物を蒸していくのだそうです。イメージとしては蒸籠です 


この過程の前に、圧延をかけられて切り刃で切られた麺帯は、直ぐさま都一さんの特徴でもあります

強ウェーブ


のかかった麺線となります。


何度も書きますが、その技術が縮れ麺を生んだ訳ですよ!



僕はその技術、仕組みを見せて頂きましたが画像に撮る事は出来ませんでした。


本当に感動します(;_;)




こんな文章力も無い僕みたいな人が、どこまで伝えられるかわかりませんが、


『都一の人間にしか出来ない事をやろう!』

とお話してくれた柴内さん



『この乾麺じゃなきゃだめだ!』


って言ってくれるファンの方の為にも、この工場を維持して行きたいそうです(^O^)



僕自身、都一さんの一ファンでありますから、是非とも守り続けて欲しいと思いますし、やはり世界的な発明のインスタント麺の元祖は都一さんである気がしてなりません。




いよっ!

都一最高!!(*‘‐^)-☆


少し長くなりましたが、お見送りまでしてくれた柴内さんは僕に


『美味しいラーメンを作って下さい!』


と、声をかけて下さいました。



柴内さん!

本当にありがとうございましたm(_ _)m